先週の続きになるけれど、goちゃんを買った。
これでかなり快適に『サガ・フロンティア2』に興じているけれど、
やはり周囲には冷たい視線を浴びている。
「なんでそれにしたの?」と友人にも言われたし、同僚にも言われた。
バイトにも言われたし、家族にも言われた。
そんな中、SONYからスマートフォンの話が出てきた。
コードネームは『アポロ』。
チョコレートではない(好きなんです、ごめんなさい)。
で、このケータイ型PSP、やはりコンテンツがダウンロード専売なのである。
8月の時点では、SONYサイドはPSPコンテンツに関して、
専売を否定していたが、この『アポロ』に関しては別のようで、
専売で行くと明言している。
理由ははっきりしていて、「電話だから」である。
つまり、いつでも「つながってるから」ということだ。
さて、これについてサードパーティはどう考えるだろうか。
現状、ゲーム市場はかなり厳しい。
開発費だけが膨れ上がっているし、良いゲームが作れる環境ではない。
それでいて「携帯で無料です」コンテンツ会社にかなり市場を荒らされている。
そうなってくると本腰でダウンロードコンテンツに目を向けねばならない。
考えようによっちゃあ、パッケージングしなくて良い、
という点では、日本人の大好きなコストの削減につながるのにね、
と僕はずっと思っていたが、生き残るために現実的にそうなってきた。
メーカーサイドがダウンロード専売に走り始めるとなると、
販売店は大きな打撃となるだろう。
でもまあ任天堂は自分たちで玩具を作ってる、
と言い張っている限り、販売ルートはある程度は確保したい。
それがイオンであろうとイトーヨーカドーであろうと。
だからゲームは二分化されていくのだろうな、と感じなくもない。
ようは、中古市場(うちも売ってるけれどね)が問題なのだ。
それで店の利益を確保し、店舗を支えているGEOとかをゲーム会社がどう捉えているのか。
個人的に、その市場の末端で働いている自分としては複雑だが、
彼らの立場からすれば、「いい加減にしろよ」という気持ちもどこかあるだろう。
SONYのPSPケータイはそこに足を踏み入れていくわけで、
それに追従していくメーカーは少なくはないのではないかな、と思う。
なぜなら、ダウンロードして遊ぶ、という感覚が一般化していきているからだ。
そういった点で観ても、やはりPSPgoは早すぎたゲーム端末だ。
PS3と連動させればなんでもできるマシンでもあるし、
これが2万円以下ってとんでもないことだと思うんだが…さて?